葬儀に身内が参列するときのマナー

2019年06月25日
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葬儀には細かいマナーがあります。身内だからと言ってマナーをないがしろにして良いわけはなく、むしろ参列者の中で最もきちんと振る舞う必要があるでしょう。葬儀での親族マナーとしては、まず喪服にルールがあります。

男女ともブラックフォーマルを着用し、小物類にも気を配りましょう。女性の場合、通夜は洋装で参列します。葬儀は和装でも洋装でも構いませんが、想像以上に心身が疲れる儀式です。着慣れた方を選ぶと良いでしょう。和装ならじゅばんや半襟、足袋は白で、それ以外は黒のみです。

着物に家紋が入っているのが正式な喪服なので、必ず家紋の入ったものを着用します。香典の額も、親族となると迷うところです。義理の両親には10万、兄弟姉妹、祖父母には5万出しておけば間違いはないようです。さらに香典袋の表書きですが、宗教や宗派にのっとって正しく書きましょう。

他の参列者ならまだしも、親族なのに宗派がわからないというようでは困ります。さらに、供物についても他の親族ときちんと相談し、不手際のないようにしましょう。たいてい「孫一同」「親族一同」などで供物を贈りますが、喪主側が辞退することもあります。そういった場合は無理に贈らず、別のところで穴埋めをしていくのがスマートです。